パース定規2Eの使い方。

2011.11.29.Tue.23:59
☆こちらは以前に作成した使い方レポートです。
ブログのカテゴリから「レポート」を選んで頂きますと
新しく作成した「パース定規2Eの使い方~基本編~」が出てきますので、
宜しければそちらも合わせてご覧下さい。


今日は「パース定規2E」の使い方についてレポートしてみようと思います。

結構前からやろうやろうと思って
画像や文章を細々用意しておいたのですが、
すっかり忘れていたので、また忘れないうちにやります。

・「パース定規」とは
 
背景などでパースをとる時、消失点を確保する必要があります。
ところがパースの緩やかな画面の場合、
消失点は遥か遠く、紙からはみ出した場所になることもしばしば。
そうなると紙を継ぎ足して消失点を取ったり、
長――い定規が必要になったりします。

そういった手間を省けるのが「パース定規」というアイテムです。
これを使うと遥か彼方に消失点をとる必要が無くなります。

そして今回説明するTooさんの「パース定規2E」は
それを更にお手軽に使いやすくしたものです。

最初は使い方が少しだけ分かりにくいかな?と思ったので、
写真つきで細かく説明してみました。
何かの参考になれば幸いです。

が、正直私もこの使い方で本当に正しいのか分かりません。
もし間違っていたら、訂正して頂けると助かります。

画像も文章も大量なので、興味のある方は追記からどうぞ。
パース1

↑まずパース定規2Eがこちら。

パース2

「この部分を~」と言っていると説明しにくいので
矢印が書かれている、目盛り振られた部分を「まっすぐ部」
定規上に書かれている数字を「パース番号」
テンプレートみたいな曲線部分を「ライン」と呼ぶことにします。
(便宜的につけただけで、正式名称ではありません)

(1)ラフを描きます。

パース3

これが本来のパースとあまりにもズレていると建物の形が全然変わってくるので、
なるべくそれっぽくなるように描きます。

(2)ここからパース定規を使います。

まず、向かって左にある消失点に向けた線について探ります。
左側の消失点に向かう線の中から、基準にする線を2つ選びます。
(大体は水平線+屋根の線とか)

パース4

上の2つにしました。

(3)まず上の線に、パース定規のまっすぐ部を合わせます。
この時矢印は消失点の方向に向けます。

パース5

(4)まっすぐ部を合わせたまま、
もうひとつの線に一番近いものをパース定規上の無数の線から選びます。

パース6

この時、選んだ線はパース番号20と書かれたライン沿いにあります。

(5)パース番号20のラインに沿って補助線を引きます。

パース7

パース8

引いた補助線にはパース番号をメモっておくと後で便利かもしれません。

(6)紙または定規ををさかさまにした後、上記と同様の手順で、
右側に向かう消失点にもついても補助線を引きます。

パース9

こっちの場合はパース番号12のラインです。

補助線が引けました。

パース9.5

(7)本番(?)の線を引いていきます。

パース10

まずここの線を引こうと思います。

先ほど引いた補助線に、パース番号20のラインを再びあてます。
そして線を引きたいところにまっすぐ部があたるよう、
補助線とパース定規のラインを沿わせながら移動させます。

パース11

何かもうこの説明だけでは「え?」という感じだと思いますが、
とにかく補助線とラインがずれないよう動かしますとしか言いようが・・・。

パース12

引けました。
ラフとズレましたが、これが正しいパースなので諦めます。

(8)他の線も同様に、パース定規のラインを補助線に沿わすように動かしつつ引いていきます。

※右側は番号12の補助線なので、12番のラインに沿わせながら線を引きます。
 補助線とラインのパース番号は常に合わせてください。
 
(9)アドリブやハッタリをきかせながら線を引き終えました。
  景気良くラフからズレていますが気にしません。

パース13

見辛いので簡単にペン入れ。
※歪んでいるのは紙の歪みです。

パース14

これで正しいパースの建物が出来上がりました。

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「何じゃそりゃ」と思われた方も多いでしょう。
私も今読み返して思いました。
動画なら一発で伝わると思うのですが・・・。

とにかく慣れると非常に便利なアイテムです。

ただパースを探すのが自分のラフ頼みなので、
ラフがある程度描けないと、ちょっと使いにくいかもしれません。
実際私もラフのパースが狂いまくっていたせいで、
最終的にラフとは大分違う感じになりました。

漫画製作に非常に役立つアイテムだと思うので、
毎回パースの作成に四苦八苦している方にはオススメです。

長いうえ分かりづらい記事になってしまいましたが、
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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